私たちが結婚して間もなく、赤ちゃんを授かりました
こんなに早く授かるなんて思ってもいなかった私たちは、心から喜び、毎日をお腹の子のためを思って過ごしました。常にチャキチャキ動いていた私は動きをゆっくりに。食事では野菜や果物をたくさん取るようになり、また夫は、毎日の電車で座席の確保が日課となりました。
両親やまわりの人たちも自分の事のように喜んでくださり、幸せな毎日を送っていました。いつツワリが始まるのかな? と思うほど、気持ち悪さは全くなく、3日に一度眠い日がある程度でした。
妊娠中に胎児に話しかけると良いと聞いていたので、朝起きた時には2人で「おはよう。今日もありがとう。お父さんとお母さんを守ってね」と話しかけました。
6月28日。仕事中にトイレに行くと、びっくりするほどの出血がありました。驚いた私は、すぐに掛かり付けの産婦人科の先生に連絡。「すぐに来てください」と言われ、夫も一緒に病院に行ってくれました。その時は、「様子見ですね」と言われ、ホッと一安心の私たちでした。
ところが、夜になり腰のあたりに鈍い痛みがあり、寝てもいられなくなってしまいました。夫は「救急病院にいこう」と言って、タクシーを呼ぶためにタクシー会社に連絡をしてくれましたが、何社かけてもタクシーはつかまりません。さらに苦しむ私をみて、ついに救急車に連絡。意識が遠くなる中、救急車の音が近づいてきて、気が付くと救急隊の方々が部屋の中で血圧などを測ってくれていました。
病院までの救急車の車内では、夫の顔が仏様のようにあたたかく、見ているだけで苦しかった事がウソのように楽になっていきました。救急隊の方も良い方たちで、一番近くの産婦人科の良い先生のいる病院に連れて行ってくれました。
病院につくと、すぐに産婦人科の先生の元へ。すっかり落ち着いていた私は、先生と少し話をして、その後エコーで診察をしてもらいました。
結果は… 流産でした
神様の元に帰っていったのです。
その時の先生の言葉を、私はすぐに理解できました。先生は、「流産は、10人に一人はあります。お母さんの生活が悪かったのではありません。赤ちゃんの方から旅立っていったのです。また、きっと授かりますよ」と言われました。
私たちは一杯泣きました
こんなに突然別れがやってくるなんて・・・
でも、今は幸せを感じています。この子がお腹にいた間、私たちは「お父さんとお母さん」でいられたから。そして、神様の元へ旅立った今も、私たちは「お父さんとお母さん」として、ずっとずっと家族ででいられるから…。
私たちの子は「光(ひかり)」と名付けました。私たちに一杯ヒカリをくれたから


産婦人科医の池川明先生の本によると、流産も立派なお産なのだそうです。少し前にお腹が張っていたのは陣痛で、昼間出血したのはおしるし。夜、生理痛みたいな痛みがあったのは分娩。私たちは、立ち会い分娩を体験したんだそうです。そして、光は私のお腹に宿れたこと嬉しく思っていて、私たちがより一層大きく生長できるようにと、今回のようなスピード出産の形を選んだそうです。
そして、谷口雅春先生は『人生を支配する先祖供養』の中で、
『死産又は、生まれると同時に死ぬような嬰児の霊魂が高級霊であるという理由は何故であろうか。それは、もう既にたびたび地上生活に生まれ変わって来ていて地上生活学校の全科目を卒業したが、まだ子宮内の暗黒世界に意識を有しながら十ヵ月間閉じ込められているという体験をしたことがなかったので、その体験だけを満了すれば地上生活の全科目を卒業するという訳で、子宮内の意識的生活だけを体験すると、地上生活を完全に卒業して霊界に還る訳である。』
とお説き下さっていました。
そっか~。光は自ら選んで短期間の暗黒生活を終え、神様の元へ還っていったんだ~。この地上での勉強はすべて終わったんだね。それだけ魂の高い子だったんだね~。私たちをお父さんとお母さんに選んでくれてアリガトウ
そう思えるようになりました。今は、二人とも最高に幸せを感じる事ができています。そして、今まで以上に小さな事が有り難く、当たり前に生かされている事に感謝せずにはいられません。
これからは、恩返しの人生です。私たちは常に多くの人に支えられています。そして、光の事では、本当にたくさんの方から励ましのコトバをいただきました。心から感謝しています。本当にありがとうございました。
光。これからは、お父さんとお母さんを護って、導いてね。私たちも、光の幸せを心から願っているからね。
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